ゆるくあたる日記

気持ちも心も、ゆるーくかるく。ものごとにあたってゆけたらいいな。

実家の話

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すっかり夏だ。暑い。

薄着のつもりできたショートパンツだったが、余裕でちょうどいい。畳にすっ転がっている。

 

わたしの実家はおばけやしき並にたくさんおばけがいたらしく、おばあちゃんが毎日神棚にお祈りすることでたくさんたくさん引き寄せていたらしい。

そのせいかわからないけど、居間までは行けるんだけど、その先の客間、トイレ、増設した元居住区域(幼稚園くらいまで住んでた)には近寄るのがこわかった。まして、亡くなった人の写真が3枚くらい飾ってあるその下を歩いて夜中にトイレに行くのはとてもこわかった。そしてライトが蛍光灯じゃなくてちょっと赤かったのよ。ほんとこわかった。

 

あいかわらず神棚方面に行くのはこわいっちゃこわいんだけど、どうせいるだろーなとわかってるから前ほどはこわくなくなった。前はいるのかな?いるのかな?って思いながらだったからこわかったような気がする。

おばけやしきが普通の夜道よりこわくないのは、どうせ何かあるだろうというのがわかっているから。街灯もない霧深い夜道とかのがよっぽどこわい。

 

すっかりくつろいでぼけぼけしていると、すりがらすの向こうの風景がうつくしく映った。

あるいはクリーム色のカバー越しの、橙の灯り。きれいだの。

 

絵はみると考えちゃうところがあるから、カーテンとか、花とか、日々の中にありふれた美しいものが好きなのかなとおもった。読み取ろうとしてしまうのかな、たぶん。評価しようとしてしまう。

風景というのはただそこにあって、わたしが何も決めつけることのできないものだ。空の青も生垣の緑も、すりがらすを通してしまえば区分なんかはいささかもない。

 

なんかふしぎ。そーゆー昼下がり。